2005年 11月 16日
-海外編-トルコ2日目 Ankara~Kapadokya |
早朝7時半 アンカラ特急は首都アンカラ駅に到着した。
ここでレンタカー会社の人間が迎えにでてくれているはずだ。
駅構内を見渡すとそれらしい人が名前の書かれたプラカードを持ってウロウロしている。
早速声を掛け本日よりレンタする車に向う。
車は駅のパーキングに止めてあり、ひととおりの説明を求めたが、何と英語が通じない。
本当はアンカラ市内からR90に出る道も聞きたかったのだが、操作説明や契約書の内容まで
トルコ語なのでチンプンカンプンである。途方にくれているとレンタカー屋の兄ちゃんが
その辺の人達に通訳を頼みまわっているらしい。運良く隣に駐車していたツアー会社の
ミニバスの添乗員らしきトルコ人が何と日本語で話しかけてきた。
どうしたのかと聞かれたので英語が通じない為説明が受けられない旨を話すと
いろいろとトルコ語で通訳してくれて、おまけに同じ目的地のカッパドキアまで一緒との
ことで道案内するので後をついてこいと有り難いお言葉。
ラッキーにも渋滞で複雑なアンカラ市内も頼もしい道案内のバスのお陰ですんなりと
抜け出す事ができた。
前方を走るのは先導車のツアーバス
アンカラ市街から約2時間程走るとやがて真っ白な、まるで雪原のような風景が見えてくる。
ここが塩湖で有名なトゥズ湖である。一面眩しいくらいの真っ白な湖ですべて塩の結晶。
ちょうどいいところにお土産屋があり、先に走るツアーバスもここに立ち寄るようだ。
まるで雪原のような塩の湖 トゥズ湖。
因みに舐めてみたら旨味のある美味しい塩である。
ひとしきり写真を撮ったり、妙に人懐っこいトルコ猫と遊んだ後本日の宿泊地カッパドキアを目指す。
ちょっと失礼!可愛いトルコ猫
途中アクサライという街を抜け、ここからはあの有名なシルクロードとなる。
アクサライの街を超えるとまわりの風景は一変し、荒涼たる原野風景となった。
このシルクロードをカッパドキアに向けて東進する。山岳ルートなので雲がだいぶ近い。
しばらく走っていると前方の雲行きが怪しくなってきた。
そのうち雨がポツリポツリとフロントウィンドウを濡らし始める。
そのうち秋だと言うのに、雨がみぞれからついには雪になってしまった。
あられのような細かい雪で、あっという間に道路は雪が積もり始めてしまっている。
これはまずい状況となってきた。何しろこのレンタカーはちびたタイヤでチェーンなんて
積んでいるはずも無い。先行のツアーバスがガソリンスタンドに立ち寄ったのでこちらも状況を聞きに降りてみた。
ツアーバスにはスタッドレスタイヤにチェーンを携帯しており、問題ない様子。
バスのドライバー曰く、この先は山岳ルートで3つも山越えをしなくてはならないので、
そのタイヤでは無理ではないかとのアドバイスであった。
まごまごしていると益々状況が悪化しそうなので急遽Uターンすることにし、
ガソリンスタンドでチェーンを探す事にした。何しろ今回は友人夫婦と一緒でもある。
スリップ事故でも起こしたら楽しい旅行が台無しになるので、躊躇せず一番安全な道を選択することにした。
何軒かスタンドを回ったのだが、当地も秋ということあり、どのスタンドにもチェーンは置いていないとの返事。
仕方が無いのでレストランを併用したスタンドに立ち寄り昼食を摂りながら様子をみることにした。
その田舎の小さなレストランは恐らく日本人が立ち寄ったのは初めてではないかと思われ
ちょっと驚いた様子の人の良さそうなおにいちゃんが一人で切り盛りしている。
取り合えず英語も通じるはずもないので、身振り手振り、筆談で何か食わせろと意思表示した。
先方も腹が減っている事は理解してくれた様子で、寒いだろからと薪ストーブに薪をくべて
くれたり、熱いチャイを出してくれた。しばし待っていると牛肉の炒めた焼肉と鱒のフライ
サラダ、トルコのパン(エキメッキ)が運ばれてきた。
この焼肉と鱒のフライは絶品で一同大満足。料金も破格の安さで4人で食べて900円足らず
非常に良心的なお店である。満腹となり外を見ていると雪がジャンジャン降って来た。
もしかすると雪雲が山ろくを降りてきたかも知れなく、おのずと上の方はもうやんでいるかもしれないと思い、
取り合えず先程Uターンした所までもどってみた。
案の定山の上はすでに雪も止んでおり、道路の雪も解けている。
これならば山越えでカッパドキアまでいくことも可能だろう。
雄大な山岳道路を走り何とか無事にカッパドキアのユルギュップに到着。
今夜はここで1泊する予定だが宿の予約は入れていないので同行の友人網ちゃんが宿を探してくれている。
カッパドキアは洞窟や奇岩で有名な所なので目当ては洞窟宿である。
いろいろと地元の人に道を聞きながら1軒の良さそうな洞窟ホテルが見つかった。
料金もUS$25程で格安である。部屋も良さそうで今夜はここに泊まる事に決定した。
中は快適で意外に暖かい。何より洞窟なのでとても静かな宿だった。
Hotel Dream Cave
早速荷物も置いてカッパドキアの奇岩観光に繰り出す。
奇岩群
じつにユニークな形の岩 キノコのような形は
下部の柔らかい地層が削れてできたらしい。
まるでムーミン谷
-トルコ3日目に続く-
ここでレンタカー会社の人間が迎えにでてくれているはずだ。
駅構内を見渡すとそれらしい人が名前の書かれたプラカードを持ってウロウロしている。
早速声を掛け本日よりレンタする車に向う。
車は駅のパーキングに止めてあり、ひととおりの説明を求めたが、何と英語が通じない。
本当はアンカラ市内からR90に出る道も聞きたかったのだが、操作説明や契約書の内容まで
トルコ語なのでチンプンカンプンである。途方にくれているとレンタカー屋の兄ちゃんが
その辺の人達に通訳を頼みまわっているらしい。運良く隣に駐車していたツアー会社の
ミニバスの添乗員らしきトルコ人が何と日本語で話しかけてきた。
どうしたのかと聞かれたので英語が通じない為説明が受けられない旨を話すと
いろいろとトルコ語で通訳してくれて、おまけに同じ目的地のカッパドキアまで一緒との
ことで道案内するので後をついてこいと有り難いお言葉。
ラッキーにも渋滞で複雑なアンカラ市内も頼もしい道案内のバスのお陰ですんなりと
抜け出す事ができた。
前方を走るのは先導車のツアーバス
アンカラ市街から約2時間程走るとやがて真っ白な、まるで雪原のような風景が見えてくる。
ここが塩湖で有名なトゥズ湖である。一面眩しいくらいの真っ白な湖ですべて塩の結晶。
ちょうどいいところにお土産屋があり、先に走るツアーバスもここに立ち寄るようだ。
まるで雪原のような塩の湖 トゥズ湖。
因みに舐めてみたら旨味のある美味しい塩である。
ひとしきり写真を撮ったり、妙に人懐っこいトルコ猫と遊んだ後本日の宿泊地カッパドキアを目指す。
ちょっと失礼!可愛いトルコ猫
途中アクサライという街を抜け、ここからはあの有名なシルクロードとなる。
アクサライの街を超えるとまわりの風景は一変し、荒涼たる原野風景となった。
このシルクロードをカッパドキアに向けて東進する。山岳ルートなので雲がだいぶ近い。
しばらく走っていると前方の雲行きが怪しくなってきた。
そのうち雨がポツリポツリとフロントウィンドウを濡らし始める。
そのうち秋だと言うのに、雨がみぞれからついには雪になってしまった。
あられのような細かい雪で、あっという間に道路は雪が積もり始めてしまっている。
これはまずい状況となってきた。何しろこのレンタカーはちびたタイヤでチェーンなんて
積んでいるはずも無い。先行のツアーバスがガソリンスタンドに立ち寄ったのでこちらも状況を聞きに降りてみた。
ツアーバスにはスタッドレスタイヤにチェーンを携帯しており、問題ない様子。
バスのドライバー曰く、この先は山岳ルートで3つも山越えをしなくてはならないので、
そのタイヤでは無理ではないかとのアドバイスであった。
まごまごしていると益々状況が悪化しそうなので急遽Uターンすることにし、
ガソリンスタンドでチェーンを探す事にした。何しろ今回は友人夫婦と一緒でもある。
スリップ事故でも起こしたら楽しい旅行が台無しになるので、躊躇せず一番安全な道を選択することにした。
何軒かスタンドを回ったのだが、当地も秋ということあり、どのスタンドにもチェーンは置いていないとの返事。
仕方が無いのでレストランを併用したスタンドに立ち寄り昼食を摂りながら様子をみることにした。
その田舎の小さなレストランは恐らく日本人が立ち寄ったのは初めてではないかと思われ
ちょっと驚いた様子の人の良さそうなおにいちゃんが一人で切り盛りしている。
取り合えず英語も通じるはずもないので、身振り手振り、筆談で何か食わせろと意思表示した。
先方も腹が減っている事は理解してくれた様子で、寒いだろからと薪ストーブに薪をくべて
くれたり、熱いチャイを出してくれた。しばし待っていると牛肉の炒めた焼肉と鱒のフライ
サラダ、トルコのパン(エキメッキ)が運ばれてきた。
この焼肉と鱒のフライは絶品で一同大満足。料金も破格の安さで4人で食べて900円足らず
非常に良心的なお店である。満腹となり外を見ていると雪がジャンジャン降って来た。
もしかすると雪雲が山ろくを降りてきたかも知れなく、おのずと上の方はもうやんでいるかもしれないと思い、
取り合えず先程Uターンした所までもどってみた。
案の定山の上はすでに雪も止んでおり、道路の雪も解けている。
これならば山越えでカッパドキアまでいくことも可能だろう。
雄大な山岳道路を走り何とか無事にカッパドキアのユルギュップに到着。
今夜はここで1泊する予定だが宿の予約は入れていないので同行の友人網ちゃんが宿を探してくれている。
カッパドキアは洞窟や奇岩で有名な所なので目当ては洞窟宿である。
いろいろと地元の人に道を聞きながら1軒の良さそうな洞窟ホテルが見つかった。
料金もUS$25程で格安である。部屋も良さそうで今夜はここに泊まる事に決定した。
中は快適で意外に暖かい。何より洞窟なのでとても静かな宿だった。
Hotel Dream Cave
早速荷物も置いてカッパドキアの奇岩観光に繰り出す。
奇岩群
じつにユニークな形の岩 キノコのような形は
下部の柔らかい地層が削れてできたらしい。
まるでムーミン谷
-トルコ3日目に続く-
by birdysday
| 2005-11-16 20:13
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